日本を代表するエースジョッキーとなったM.デムーロ/マイルCS

2017年11月20日(月) 18:00


◆ビッグレースのM.デムーロは、鬼神と化している

 京都競馬場から送られるパドック映像をみて、「こんなにも急速に変わる馬がいるのか!」と感嘆した。10月末の富士Sに出走した3歳ペルシアンナイト(父ハービンジャー)は、3歳馬らしい活気はあったものの、4歳エアスピネル(父キングカメハメハ)、6歳イスラボニータ(父フジキセキ)などと比較し、仕上がりの良さは互角でも、歴戦の古馬に比べ若さばかりが目についた。皐月賞、日本ダービー当時より成長してパワー強化の印象も乏しく、当日輸送ではないのにマイナス馬体重の476キロだった。

 ところが、激変。マイルCSのペルシアンナイトは、まるで別馬のように輝き、存在感からして違った。プラス12で488キロの馬体は、すぐ前を歩く506キロの同じ3歳馬ジョーストリクトリ(父ジョーカプチーノ)よりひと回りどころかふた回りもスケールで上回るように映った。中間の2週にわたる快調教は映像で確認している。こんなに変わっているならもっと高い評価にした方が良かったかもしれない…。

 でも、3歳馬の中でも決してトップではなく、プラスをもたらすとはいえない渋馬場。大外18番もきびしいはずである。神がかりのM.デムーロ騎乗で、この秋、評価激変のハービンジャー産駒。十分に怖いが、この10年【0-0-1-30】の3歳馬でもある。勝ち切るまではいかないだろうと、18番絡みの金額を少し増やすだけにとどめた。

 外枠の不利を最小限にするため、ペルシアンナイトは最初から下げ・・・

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柏木集保

1948年、長野県出身、早稲田大卒。1973年に日刊競馬に入社。UHFテレビ競馬中継解説者時代から、長年に渡って独自のスタンスと多様な角度からレースを推理し、競馬を語り続ける。netkeiba.com、競馬総合チャンネルでは、土曜メインレース展望(金曜18時)、日曜メインレース展望(土曜18時)、重賞レース回顧(月曜18時)の執筆を担当。

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