2歳牝馬頂上決戦!阪神JFの最終追い切りチェック!

2017年12月06日(水) 18:00


収穫の多い最終追いとなったラッキーライラック

 今月は2歳G1が目白押し。そこで各陣営が気にする「1勝馬」の出走具合。阪神JFは予想通り、抽選になりそうですが、朝日杯FSは特別登録の段階ですべて出走可能という状態。つまり1勝馬でも抽選なしに出走できてしまいます。

 おまけに今年からG1に格上げとなったホープフルS。netkeiba.comのニュースで想定メンバーが挙がっていましたが、その記事では11頭とのこと。平地G1が10頭前後で行われるなんて、最近では2017年宝塚記念(11頭)や2016年安田記念(12頭)だけ。しかも想定メンバーには1勝馬もたくさんいて、宝塚記念や安田記念とはメンバーの質も違います。ワグネリアンがこのレースに見向きもしなかった時点で、このレースの存在価値に疑問を持たざるえないことは間違いないでしょう。

 とはいえ、決まったことは決まったこと。出走を目指す馬たちは最高のパフォーマンスを見せるべく、精一杯の走りを見せてほしいですし、やっぱりできることならフルゲートでのレース。これが盛り上がるための最低条件のような気もします。

【阪神JF/ラッキーライラック】

 デビュー前からしっかりした馬体と力強いフットワークが目立っていた馬ですが・・・

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井内利彰

調教をスポーツ科学的に分析した適性理論「調教Gメン」を操る調教捜査官。著書に「調教Gメン-調教欄だけで荒稼ぎできる競馬必勝法」「調教師白井寿昭G1勝利の方程式」「100%激走する勝負調教、鉄板の仕上げ-馬の調子、厩舎の勝負気配は調教欄ですべてわかる」など。また「Beginners room」では競馬ビギナー向けに教鞭をふるう。 関連サイト:井内利彰ブログ

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