2017年12月19日(火) 18:00
今回の太論は、小牧騎手の本音と意地がさく裂!
2歳GIこそ日本人騎手に軍配が上がりましたが、今年は一年を通して、外国人騎手が席巻したといっていいGI戦線。そんな状況に不安を覚えるファンからのメッセージに対し、果たして小牧騎手はどう答えるのか!? 今回の太論では、小牧騎手の本音と意地がさく裂します!
(取材・文/不破由妃子)
──今年のGI戦線では、外国人ジョッキーの活躍が目立ちました。そういった現状について、小牧さんの意見が聞きたいという質問がいくつかきていまして、まずは「今年のGIは外国人騎手が席巻しました。技術の高さを感じる一方、これからの日本の競馬界はどうなっていくのだろう…と、不安にもなります。小牧騎手は来年の競馬界の構図をどう想像しますか?」という質問です。
小牧 ん〜、そりゃあね、僕も含めてみんなひっくり返したいと思ってるやろうけど…。仕方がないところもあるよね。だって巧いもん。関係者にしてみれば、巧いジョッキーを乗せたいのは当たり前やしね。とはいえ、外国人ジョッキーがこれだけ乗りにくると、僕らの騎乗数自体が少なくなってねぇ。収入が減るわ(苦笑)。
──2歳GIでは、日本人ジョッキーが盛り返しましたが、さらなる反発を期待している競馬ファンも多いと思います。
小牧 ねぇ、そうしたいところやけど。まぁ、追いつけるように技術を磨くしかないです。ムーアとかボウマンを見ていて思うのは・・・
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小牧太
1967年9月7日、鹿児島県生まれ。1985年に公営・園田競馬でデビュー。名伯楽・曾和直榮調教師の元で腕を磨き、10度の兵庫リーディングと2度の全国リーディングを獲得。2004年にJRAに移籍。2008年には桜花賞をレジネッタで制し悲願のGI制覇を遂げた。その後もローズキングダムとのコンビで朝日杯FSを制するなど、今や大舞台には欠かせないジョッキーとして活躍中。
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