音無厩舎の真打ちダノンマジェスティ “坂路厩舎”のイレギュラーな“ウッド調教”は良薬に違いない/吉田竜作マル秘週報

2017年12月20日(水) 18:00


◆変化の真意を探ろうと音無調教師を直撃

 現在の栗東トレセンでは「活用しない厩舎はない」と言っていいくらい、坂路調教はごく当たり前にトレーニングメニューに組み込まれている。

 記者がこの世界に入った時は“パイオニア”戸山調教師が健在で、トウカイテイオーを管理した松元省調教師もいた。当時は“坂路の申し子”との異名を取ったミホノブルボンに代表される「坂路で数多く乗る」から、「坂路でどう乗るか」に意識が変わっていった時期だったように思う。

 確かピンクのメンコの山内軍団が、前半を極端にセーブして、後半に脚を伸ばす追い切りを・・・

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