「何も食べられへんかった…」体調不良のツラいエピソード

2018年05月08日(火) 18:01

小牧太

今週もバラエティに富んだユーザー質問にお答えします

今週も、競馬にグルメにお花見まで、ユーザーからのバラエティに富んだ質問でお届けする『太論』。話の流れで、この春、小牧騎手が珍しく体調を崩したことが判明し……。「何も食べられへんし、酒も飲まれへんかった」と振り返る出来事とは!?

(取材・文:不破由妃子)


レースのあいだが空いたときの食事は…

──今週もたくさん質問がきています。まずは「小牧騎手は自分が乗る馬について、どの程度予習をしますか? 競馬新聞に何かを書き込んだりして、じっくりシミュレーションをするのでしょうか?」という質問です。

小牧 ん〜、どちらかというと、あんまり考えんほうかも。先入観を持ちたくないんでね。でも、初めて乗る馬は、以前のレースを観たりして予習はするよ。あと、新聞は見るけど、何かを書き込むまではせんなぁ。メンバーを見て、これなら何番手には行けそうやなぁとか、そういうシミュレーションをするくらいで。

──メンバーを見て、ポジショニングを考えるのが一番の目的ですか?

小牧 そうやね。あとはどの馬が人気なのかをチェックする。展開を考えるうえで、力のある馬を把握しておくのは大事やからね。もちろん、自分が乗る馬の人気も見るよ。で、「これは人気しすぎやなぁ」とか、「あれ? 意外と人気ないんやなぁ」とか思ったり(笑)。

──なるほど。ジョッキーにとっても競馬新聞は必需品で、その活用法には個性が出て面白いですね。続いては、グルメにまつわる質問です。「この夏、小牧騎手のご実家がある宮崎に旅行に行くことになりました。宮崎に行ったら“これだけは食べておけ!”というご当地グルメがあれば教えてください!」。

小牧 それはもう・・・

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小牧太

1967年9月7日、鹿児島県生まれ。1985年に公営・園田競馬でデビュー。名伯楽・曾和直榮調教師の元で腕を磨き、10度の兵庫リーディングと2度の全国リーディングを獲得。2004年にJRAに移籍。2008年には桜花賞をレジネッタで制し悲願のGI制覇を遂げた。その後もローズキングダムとのコンビで朝日杯FSを制するなど、今や大舞台には欠かせないジョッキーとして活躍中。

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