2018年06月12日(火) 12:00
◆荒れようがないのだが、中穴として期待できるのは…
先週のエプソムCも堅い重賞だが、今週のユニコーンSも堅い重賞だ。過去10年、全馬均等買いした場合の回収率は単32%・複58%しかない。
そのようになる理由は大きく分けて3つ。まず、前走500万勝ちの馬があまり好走しないこと。先に2勝してオープンや交流重賞を使っていた馬が強く、500万組は[1-1-1-45]。しかもここ4年は馬券に絡んでいない。4着馬は出ているので3連単の3着候補にはできるが、◎や○は打てない。
2つめは、これが最も大きいのだが・・・
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須田鷹雄
1970年東京生まれ。競馬評論家、ギャンブル評論家。中学生時代にミスターシービーをきっかけとして競馬に興味を持ち、1990年・大学在学中に「競馬ダントツ読本」(宝島社)でライターとしてデビュー。以来、競馬やギャンブルに関する著述を各種媒体で行うほか、テレビ・ラジオ・イベントの構成・出演も手掛ける。競馬予想に期待値という概念を持ち込み回収率こそが大切という考え方を早くより提唱したほか、ペーバーオーナーゲーム(POG)の専門書をはじめて執筆・プロデュースし、ブームの先駆けとなった。
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