ハクサンフエロは父シルポートのような逃げ馬になれる?!

2018年06月12日(火) 18:00

父を彷彿させる、あの馬の質問に答えていただきました

6月2日、コンビ3戦目にしてメイショウツバキを初勝利に導いた小牧騎手。「いいレースができた」と小牧騎手も納得の騎乗で、これにて3戦3連対。今後は52キロになるため「乗れんかもしれんなぁ」とのことですが、絶対に覚えておきたいコンビです。また、ハクサンフエロについて「お父さんのシルポートのような逃げ馬になれそうですか?」という質問が。はたして現時点での小牧騎手の手応えは!?

(取材・文:不破由妃子)


ハクサンフエロはシルポート式の逃げで!

──ここにきてサイモンラムセスとメイショウツバキで3勝! 5月の取材時に「そろそろ勝ち出しそうやな」とおっしゃっていましたが、その通りになりましたね。

小牧 うん、自分の実感として6月くらいからかなぁと思ってたからね。

──さすがにホッとされたのでは?

小牧 そうやね。やっぱり勝つと気持ちが違う。でも、それまでにも惜しい競馬はたくさんあったから、そのうち勝つやろと思いながら乗っていたけどね。

──6月2日のメイショウツバキ(阪神4R・3歳未勝利)は、3回目のコンビにして念願の初勝利。2着(9番人気)→2着(9番人気)→1着(2番人気)で連対率100%ですから、相性の良さは疑いようもありません。

小牧 ゴール前では負けたかと思ったから、あの勝利はうれしかったね。2枠3番ていう枠もよかった。内々をピッタリ回るいいレースができました。着差(ハナ差)が着差やったから、外だったら届いてなかったかもしれん。

──押して押して好位を取りに行きながら、直線では何度も横を確認されていたから・・・

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小牧太

1967年9月7日、鹿児島県生まれ。1985年に公営・園田競馬でデビュー。名伯楽・曾和直榮調教師の元で腕を磨き、10度の兵庫リーディングと2度の全国リーディングを獲得。2004年にJRAに移籍。2008年には桜花賞をレジネッタで制し悲願のGI制覇を遂げた。その後もローズキングダムとのコンビで朝日杯FSを制するなど、今や大舞台には欠かせないジョッキーとして活躍中。

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