完成度の高さが求められる一戦!/朝日杯フューチュリティS

2018年12月09日(日) 18:00


■朝日杯フューチュリティS(GI・阪神芝1600m外)フルゲート18頭/登録16頭

【特注データ】3行でわかる! レース攻略の糸口

 舞台が阪神競馬場へと移って、今年で5年目となる朝日杯フューチュリティS。中山芝1600mで開催されていた頃とはまったく異なる性質のレースとなっているのが、データからもハッキリと見てとれる。とくに顕著なのが「速い上がり」の要求度で、過去4年の連対馬はすべて上がり3F順位が2位以内だった。この傾向は今後も続くはずだ。

 そして、今回の特注データにあげるのが、二番目にあげた「早生まれ」の強さである。ノーザンFなどは以前よりも生まれが早くなるように取り組んでいるが、2歳戦や春クラシックにおいて、生まれの差はかなり大きいはず。実際にレースデータを見ても、1〜2月生まれの馬とそれ以外とでは、想像以上に大きな成績差が出ている。

 あとは、勝ち負けに「ある程度の馬格」が求められているのも、覚えておきたいポイント。前走馬体重が460キロ以上であるのが必要条件で、480キロ以上であればモアベター。さらに、前走での馬体重増減が「プラス体重」であればパーフェクトだ。小柄な馬体で、前走でも馬体重を減らしていたような馬は、人気でも信頼できない。

 以上のような条件から今回のデータ特注馬としたのが、・・・

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小林誠

競馬業界よろず請負人。1974年三重県生まれ。これまで裏方的な仕事に数多く関わってきたが、さすがに限界を感じて、最近は表舞台への進出を画策中。ライターとして『サラブレ』『UMAJIN』などに寄稿するほか、須田鷹雄監修の『POGの達人』には編集デスクとして参加。2005年に前半3ハロンタイムに特化した予想メソッドを発表し、それを用いた予想をnetkeibaにて公開している。コーヒー党、無類の猫好き。

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