年末恒例“私の競馬十大ニュース”の発表です

2018年12月22日(土) 12:00

いろんな方々とお話ができて、恵まれた1年に

 さて今回は、年末恒例“私の競馬十大ニュース”の発表です。

 といっても、今年は「競馬と鉄道」という本を上梓したので、トップはこれで決まり(おかげさまで重版にもなりました!)。そして、当然ながらこれに関連した事柄がいくつか“ランクイン”しています。

 それらを順不同で挙げるとすれば、

○中京競馬場に静態保存されているパノラマカーの中で、名鉄カルチャーセンター1dayレッスンの講師を務める

○京王杯2歳S当日、東京競馬場でトークショーを実施

○日本ウマ科学会発行の雑誌「Hippophile」や、某運輸関係業界誌から原稿執筆の依頼を受け、記事を投稿

といったことがありました。

 ほかで目立ったのは、以下のような海外ネタです。

○十数年前にオーストラリアのローカル競馬場で知り合いになったDさんご夫妻と、去年秋、東京競馬場で再会したので、その“返礼”に今度は私がオーストラリアを訪問。一緒にキャンベラのハーネス競馬を観戦

○かつて南関東初の女性騎手として活躍された土屋薫さんに、今お住まいのケンタッキー州レキシントンで初めて対面。“ふつうの人”では入れない場所をご案内いただいたり、興味あふれるお話を伺う

○同じくレキシントンでウインチェスターファームを経営されている吉田直哉さんにコーディネートしていただき、周辺の有名牧場を見学

 今年のオーストラリアとアメリカの競馬ツアーは、たいへん意義深いものになりました。Dさん、土屋さん、吉田さん、ありがとうございました!

 また、今年は、新しいことを始めた年でもあります。

○当サイトで地方競馬全国協会へのインタビュー企画「地方競馬ネット会議室」がスタート。その聞き手を務める。これまでに2回分をアップ済みで、次回は年明けになる予定です。

○週刊競馬ブックに「今はなき競馬場を訪ねる地図の旅」の連載を開始。今は秋のG1シーズンで中断中ですが、これも年明けに再開します。さらに、これをきっかけに、昔の競馬場跡を実際に訪ねる旅を始めています。

 あとは、

○新橋GateJ.で開催してきた「ばんえい競馬教室」がめでたく10回目を迎え、元ジョッキーで現調教師のミスターばんえい・金山明彦さんをゲストにトークショーを開催

○馬事文化応援アイドルグループ・桜花のキセキのメンバーや南関東地方競馬チャンネルの女性キャスターとともに、船橋競馬のイベントに多数出演

なんていうこともありました。こうして振り返ると、いろんな方々とお話ができて、恵まれた1年になったと思います。ではみなさん、よい年末年始をお過ごしください!

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矢野吉彦

テレビ東京「ウイニング競馬」の実況を担当するフリーアナウンサー。中央だけでなく、地方、ばんえい、さらに海外にも精通する競馬通。著書には「矢野吉彦の世界競馬案内」など。

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