2018年12月23日(日) 18:00
昨年はタイムフライヤー(父父ブライアンズタイム)とジャンダルム(父の母父リアファン)、ロベルトの血を引く馬のワンツーだった。過去5年でみても、レイデオロ(母父シンボリクリスエス)、ロードクエスト(母母父リアルシャダイ)、シャイニングレイ(母父クロフネ)、エアアンセム(父シンボリクリスエス)と、ロベルト持ちが毎年上位を賑わせている。他ではステイフーリッシュ、マイネルスフェーン、ブラックバゴとステイゴールドを父や祖父に持つ馬の好走も目につく。(解説:望田潤)
アドマイヤジャスタ
アドマイヤラクティ(父ハーツクライ)の3/4弟で、母母ヒードはニジャナS(米G3・芝8.5F)勝ち馬。父ジャスタウェイを脚長にしたような体型と走りで、鋭く斬れるというよりは長くいい脚を使う中距離馬だ。紫菊賞は少頭数でレース運びが楽だったが、どちらかというと大箱向きの脚質なので、中山内回りの多頭数だとちょっと不器用な面をのぞかせてしまうかもしれない。ロベルトの血は引かない。
距離◎ スピード○ 底力◎ コース△
ヴァンドギャルド
母スキアは・・・
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望田潤
競馬ライター。血統評論家。育成牧場従業員を経て競馬通信社編集部に在籍、そこで笠雄二郎著「日本サラブレッド配合史」の影響を強く受ける。サイト「血統屋」「競馬道ONLINE」月刊誌「サラブレ」「ECLIPSE」などで血統に関するコラムや予想を執筆中。共著「パーフェクト種牡馬辞典2018-2019」も好評発売中で、馬主・生産者の配合アドバイザーも務める。ブログ「血は水よりも濃し」http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo
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