2019年02月06日(水) 18:00
先週の両重賞。東京新聞杯の◎インディチャンプは出遅れでヒヤッとする場面もありましたが、直後の巻き返すことができたのが最大の勝因でしょう。ウマい馬券にも記しましたが、これで3年連続して、1着馬は最終追い切り場所が栗東坂路で2F目に12.9秒以下のラップを踏んで、それを持続させています。1分31秒台の決着でもこれが継続されたということは、この時季の東京マイルでは必要不可欠な調教適性であることを再認識させられました。
今週もそんな調教適性をフルに活用して予想したいところ。実は今の東京芝1800m、最終追い切り場所が南Pが好走中。勝ち馬はインで巧く立ち回り、直線馬場中央に持ち出して伸びるというパターンで結果を出しています。果たして、最終追い切りを南Pで行う馬はいるのか、そしてアドマイヤマーズとの優劣をどのように判断するのか。「調教適性vs2歳王者」といったところでしょうか。
【クイーンC/クロノジェネシス】
阪神JFは負けて強しの2着。デビュー前から相当高い能力があることを追い切りから示していましたが、これから先はそれをどうやって維持していくかがポイントになると思っています。
今回は栗東への帰厩から9日目に初時計を出していますが・・・
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井内利彰
調教をスポーツ科学的に分析した適性理論「調教Gメン」を操る調教捜査官。著書に「調教Gメン-調教欄だけで荒稼ぎできる競馬必勝法」「調教師白井寿昭G1勝利の方程式」「100%激走する勝負調教、鉄板の仕上げ-馬の調子、厩舎の勝負気配は調教欄ですべてわかる」など。また「Beginners room」では競馬ビギナー向けに教鞭をふるう。 関連サイト:井内利彰ブログ
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