【無料】重賞馬グランアレグリアの姿がダブるステファニーズキトゥンの2017

2019年03月10日(日) 18:00

netkeibaでは毎年GW明けに公開している「POGマル秘リスト」を、今年は注目馬をピックアップした形で先行公開。今週から3週は堅実に走ってきそうな下位で指名したい馬を紹介していきます。

今後の公開スケジュール予定

3/10、3/17、3/24:下位で指名したい馬

3/31、4/7、4/14、4/21:中位クラスで指名したい馬

4/28、5/12、5/19:指名すべき!馬

5/19、5/26:反則してでもとりたい!馬

ステファニーズキトゥンの2017

牝/美浦・藤沢和雄厩舎

ステファニーズキトゥンの2017

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 母は北米11勝。BCフィリーズメアターフ、フラワーボウルS(2回)など、重賞タイトルのベルトをこれでもかというくらい保持していた。近親に日本での活躍馬はまだいないが、初戦度産駒からいきなり重賞マイラーを送り出す可能性が相当高い。ころりと丸く、皮膚は薄く、肌は艶々。典型的なディープインパクトのシルエットを譲り受けたマイラー。サンプルのない初仔ゆえ多少仕上げはデリケートだが、現時点の育成は早い組にいる。昨年のグランアレグリアと共通イメージが濃い。

マンデラの2017

牡/栗東・池江泰寿厩舎

マンデラの2017

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 サンデーRH所属。血統のわりには価格的にお手頃感が強く、募集時には超のつく人気馬だった。3番仔のワールドエースはマイラーズC、きさらぎ賞など4勝。ゴールドシップに後れはとったが、重馬場の皐月賞を懸命に外から追い上げたシーンが今も脳裏に鮮やか。現3歳のワールドプレミアは、つばき賞で2勝目を挙げ、クラシックに駒を進めよとしている。父がドリームジャーニーに替わり骨格や毛色は異なるが、馬格は470キロ前後。デビュー時はまだ未定だが、後肢の送りが深くなれば父の代表産駒となりえる。

チェルヴィーノ

牝/栗東・音無秀孝厩舎

チェルヴィーノ

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 父リアルインパクトは、ディープインパクトの初戦度産駒。3歳にしていきなり、安田記念で古馬を撃破。晩年となっても息長く、阪神Cやオーストラリアのドンカスターマイルなど、7〜8Fベースで大活躍したスピード馬だった。母スネガエクスプレスの父は貴重種ウォーエンブレム、同じ漆黒の毛色をした長兄サトノグランは4勝をあげている。牝馬にしてはかなり大柄、配合通り気の強いファイター。リアルインパクトの初年度産駒の標準モデルとして、比較的早期に新馬デビューを予定している。

ジルジェンティ

牝/栗東・橋田満厩舎

ジルジェンティ

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 母は1勝、母の兄はクロフネ。長兄ヴァルディノート(父ヨハネスブルグ)は、現役2勝。兄は初勝利は芝の1400m。芝・短距離の差し馬かと思っていたら、2勝目はダート1800m。クロフネ血流らしい、意外な展開力がある。ロードカナロア産駒の本馬は、毛色やシルエットは父似、身のこなしも機敏。芝の6〜8Fを目標に、育成段階の仕上げも急ピッチ。カナロア産駒の水準モデルとして、当然新馬勝ちを狙ってくるだろうし、母系の特性通りなら、ダート短距離に転向しても、即スイッチオン。

アイムユアーズの2017

牝/美浦・藤沢和雄厩舎

アイムユアーズの2017

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 母系の大本はダイナカール――近い競馬ファンとすれば、エアグルーヴ一族と表現したほうがいのか。母はファンタジーS、フィリーズレビューを優勝、桜花賞は3着。7Fを軸に早期からPOGシーンをにぎわせた。初年度は不受胎、2番仔はユアーズトゥルーリは未出走、しかし母の毛色を引き継いだ3番仔の栗毛は、育成メニューも順調に消化。1F・15-15を追うところまで来ており、調教の質を上げるたび、しっかり課題のピースがはまる。デビュー時期が定まれば、それに合わせることも可能だろう。ちなみに、ドゥラメンテ産駒の3番仔は(現1歳)、セレクトセール・1億9440万円で落札されている。

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netkeiba POG特捜班

牧場での評判や血統からPOGで指名したい2歳馬情報をお届けしていきます。

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