【首が痛いとき…】首は回さない!動かすべきは骨盤!/宮崎北斗

2019年05月13日(月) 18:01

 みなさんこんにちは。

 今回は首の痛みを解決するアイデアをご紹介します。

 …というか、僕が首を痛めたので、この方法を紹介する事にしました(笑)。

 ところで、皆さんはどこかが痛いときに、マッサージで筋肉をほぐすことを真っ先に思い浮かべませんか?

 実際、首の痛みで検索すると、「ここの筋肉をほぐしましょう!」みたいな動画が山ほど出てきます。

 僕も、昔はそういう動画を見ながら色々試しましたが、ほとんど効果がありませんでした。そして体の仕組みを知るにつれ、その理由も段々と分かってきました…! 筋肉が固くなるのも、痛みが出るのも、同じ「結果」にすぎません。本当に変えなければいけないのは「体の動き」です。

 僕が紹介する方法は、かなり強力です。

 ただし! やり方が少し難しいので、しばらく自分の体と葛藤する事になるかもしれません(笑)。だけど、決してあきらめないで下さい。

それでは重要ポイントを説明していきます。

1. 痛みのある箇所を動かす事は、余計に痛みを強くする。

 動画では、首を動かさずに、首の痛みをとります。

2. 痛みのでるポイントによって、エクササイズをカスタマイズする事。

3. 可能なら、鏡やビデオを使って自分の動きを確認すること。

 出来ているようで、出来ていない事は多くあります。

 話は変わるのですが、以前プロ野球選手の方が僕の事を訪ねて来てくれました。

 さすがドラフト1位の選手で、体の感覚は一級品。解剖学も勉強していて神経や筋肉にも詳しい。こういう時、どうしても馬に例えたくなってしまうのは騎手の性…彼はまさしく「オープン馬!!」

 なんて冗談はさておき。

 体にストイックなアスリートに会えて本当に嬉しく思ったこと、そして一流アスリートの体でも変化を起こせる、僕が追求してることは間違ってないんだな、と実感できた瞬間でもありました。

 ちなみに、その時にやった事のひとつが第1回コラムでも紹介した事の応用でした。これによって投球時の足の感覚が良くなったと喜んで頂けました。

 僕自身も、この知識を使って馬と一体になれるように頑張ります!

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宮崎北斗

1989年3月12日、埼玉県生まれ。2007年にデビュー。2008年、セラフィックロンプで愛知杯を制覇し、重賞初挑戦にして重賞初勝利。脳神経学がベースのコンディショニング・トレーニング「Z-HEALTH」の資格を持ち、現役騎手ながらトレーナーとしても活動している。

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