【マーメイドS】阪神内2000のパワー勝負 マンボやマンカフェのリボーの血が騒ぐ

2019年06月02日(日) 18:00

直近5年の1〜3着馬の血統表をみると、マキシマムドパリ、ディアデラマドレ、マリアライト、コスモバルバラ、パワースポットはキングマンボの血を引くという共通点がある。またクインズミラーグロ、ヒルノマテーラ、アースライズとマンハッタンカフェ産駒の構想も目につく。キングマンボとマンハッタンカフェはリボーの血を引くという共通点があり、牝馬重賞だがパワーも要求される舞台なのでリボーの血が威力を発揮するのだろう。ちなみにリラヴァティとシャトーブランシュもリボーの血を引く。(解説:望田潤)

センテリュオ

 トーセンスターダムの全妹で、トーセンジョーダンやトーセンホマレボシの姪。ヒストリカルとは3/4同血の間柄になる。母アドマイヤキラメキはJRA4勝。デビュー時から体重を30キロ以上増やしながらタフに活躍した。本馬も着実な成長曲線を辿りながらオープン入り。全[4-4-0-1]の堅実派で、パワーも機動力も兼備しており阪神内回りをソツなく立ち回れるだろう。リボーの血は引く。

距離◎ スピード○ 底力○ コース◎

ダンサール

 母バラダセールは亜オークス(亜G1・ダ2000m)と亜1000ギニー(亜G1・ダ1600m)に勝った・・・

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望田潤

競馬ライター。血統評論家。育成牧場従業員を経て競馬通信社編集部に在籍、そこで笠雄二郎著「日本サラブレッド配合史」の影響を強く受ける。サイト「血統屋」「競馬道ONLINE」月刊誌「サラブレ」「ECLIPSE」などで血統に関するコラムや予想を執筆中。共著「パーフェクト種牡馬辞典2018-2019」も好評発売中で、馬主・生産者の配合アドバイザーも務める。ブログ「血は水よりも濃し」http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo

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