令和元年のメイクデビュー。ノーザンファーム1強に待ったをかける!?(辻三蔵)

2019年06月11日(火) 18:00

芝1400m以下の新馬戦は完成度で勝負できる

 令和元年6月1日から始まった2歳新馬戦はノーザンファーム生産馬が全9戦中5勝。ノーザンファーム生産馬は2歳新馬戦で[5-3-5-6](勝率26%、複勝率68%)と良績を残している(データは2019年6月11日現在)。

 特に芝1600m以上の新馬戦では、来年のクラシックを担う素質馬が早くも登場。6月1日(土)阪神5R2歳新馬(芝1600m)では、リアアメリア(牝、父ディープインパクト、中内田充正厩舎)が8馬身差圧勝。

 2017年以降、芝1600m以上の新馬戦で、8馬身以上の大差をつけて勝った馬はファンディーナ、ヴェロックスの2頭だけ。ファンディーナはデビューから無傷の3連勝でフラワーC圧勝。ヴェロックスは若駒S、若葉Sを連勝し、皐月賞2着、日本ダービー3着と好走した。リアアメリアは初戦でGI級の資質を示した。

 6月2日(日)東京5R2歳新馬(芝1600m)はサリオス(牡、父ハーツクライ、堀宣行厩舎)、アブソルティスモ(牡、父ダイワメジャー、藤沢和雄厩舎)が一騎打ちを演じた。結果的にはサリオスの決め手が上回ったが、2着アブソルティスモも逃げ足を伸ばし、3着以下を7馬身引き離した。

 昨年6月3日(日)東京5R2歳新馬(芝1600m)でグランアレグリア(桜花賞1着)、・・・

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