2019年07月16日(火) 18:01
▲あわやレコードの好タイムでアウトバーンを勝利に導いた小牧騎手
エイシンヨッシーで中央6勝目を挙げた4日後、今度は園田競馬場であわやレコードの圧勝劇を演じた小牧騎手。不良馬場になった時点で、「今日は逃げ切れるな」と確信したという自信の一鞍でした。今週の『太論』では、前出の園田の一戦のほか、ユーザーの質問に答えるかたちで直近のレースを回顧。ガラリ一変が期待できそうな2歳馬情報も!(取材・文:不破由妃子)
──6月27日に園田(淀川特別)に参戦したアウトバーンは圧勝でしたね。
小牧 うん、楽勝やったね。しかも1分25秒5やから、レコードまであとコンマ1秒やった。園田のダート1400mは、15年くらいレコードが破られてないんやで。
──レコードホルダーは、中央から移籍したシャワーパーティーですよね。
小牧 そうそう。レコードが出たときは、弟の毅が乗っててん。今回、接戦にでもなって必死に追ってたりしたら塗り替えてたね。よかったよ、弟の名前を消さんで(笑)。今でも覚えてるけど、シャワーパーティーのときも今回と同じような不良馬場でね。
──それにしても、27日の園田はものすごい天気で、ものすごい馬場でした。
小牧 すごかった。うまく言えんけど、なんや馬場も気持ち悪かった。雨も前が見えんくらい降っていたけど、あのバチャバチャの馬場になった時点で、「あ、これなら今日は逃げ切れるな」と思いましたわ。メンバー的に、・・・
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小牧太
1967年9月7日、鹿児島県生まれ。1985年に公営・園田競馬でデビュー。名伯楽・曾和直榮調教師の元で腕を磨き、10度の兵庫リーディングと2度の全国リーディングを獲得。2004年にJRAに移籍。2008年には桜花賞をレジネッタで制し悲願のGI制覇を遂げた。その後もローズキングダムとのコンビで朝日杯FSを制するなど、今や大舞台には欠かせないジョッキーとして活躍中。
プロフィール
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