季節のお悩み“浮腫み”に効く、とっておきの解消法

2019年07月30日(火) 18:01

太論

▲ユーザーからの質問に小牧騎手がお答えします!

今回は、「中央と地方でなぜ追い方に違いが出るの?」という質問から、騎乗フォームの多様化の流れに触れ、小牧騎手自身も現在試行錯誤中であることに言及。このほか、「浮腫みやすいのが悩み」という質問者に対し、小牧騎手がハマっているというとっておきの解消法を教えてくれました。(取材・文:不破由妃子)

小牧騎手が実践中の「癖になる走り方」

──今回もいろいろな質問がきています。まずは追い方についてこんな質問が。「こんにちは、いつも楽しみにしています。ジョッキーの追い方について質問です。地方と中央のジョッキーの追い方を比べると、地方のジョッキーは上下に屈伸しながら追っている方が多いように感じます。なぜ追い方に違いが出てくるのでしょうか。また、それぞれの利点を教えてください」。

小牧 地方の場合は深いダートやから、腰で押し出すような感じで追うよね。それが屈伸しているように見えるんちゃうかな。中央はやっぱりスピード競馬やから、馬の動きに合わせて追う感じやね。でも、今の中央のジョッキーは、人によっていろいろな追い方をしてますやん。

──たしかに目に見えて多様化していますよね。

小牧 そうそう。昔は中央と地方の特徴がはっきりしていたけどね。今はあんまり関係ないんじゃない? 人それぞれです。僕もいろいろ試行錯誤しながらやってるけどね。

──具体的にはどんな試行錯誤を?

小牧 最近は、あんまり動かんように乗ったほうがいいんちゃうかなと思ったりね。動いてバラバラになったりするとバランスが崩れてしまうかもなと思って。だから、最近は前より手綱を詰めて、(位置を)決めて乗るように意識をしてる。そうしたらあんまり動かんでいいでしょ。手綱が長いまま追ってたら、やっぱりバラバラになってしまうことがあるから。

──実際に変えてみて、ご自身の手応え的にはどうですか?・・・

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小牧太

1967年9月7日、鹿児島県生まれ。1985年に公営・園田競馬でデビュー。名伯楽・曾和直榮調教師の元で腕を磨き、10度の兵庫リーディングと2度の全国リーディングを獲得。2004年にJRAに移籍。2008年には桜花賞をレジネッタで制し悲願のGI制覇を遂げた。その後もローズキングダムとのコンビで朝日杯FSを制するなど、今や大舞台には欠かせないジョッキーとして活躍中。

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