【北九州記念追い切り】スプリンターズSを目指す注目馬がズラリ!

2019年08月14日(水) 18:00

ほぼ完璧に好走パターンで仕上がっているディアンドル

 今週の注目はなんといっても札幌記念、なんでしょうね。netkeiba.comの予想オッズを見ても、4頭が10倍以下の単勝オッズで競っています。こちらは重賞捜査網の方で調教解説を行う予定ですので、金曜日までお待ちください。ここでは個人的には大注目の北九州記念を取り上げます。

 秋の大一番、スプリンターズSに向けて、ここでの走りに注目という馬が揃いました。個人的にはここで好走した馬がその勢いでスプリンターズSも制覇、なんてことになるのではないかと、今からワクワクしています(笑)。

【北九州記念/ディアンドル】

 デビュー戦を2着に負けて以降は5連勝。そのデビュー戦で負けた相手がファンタジストですから、ここで再び対戦するというのも競馬の面白いところでしょう。面白いところといえば、5連勝すべてが違うジョッキー。今回初めて、過去に騎乗経験のある北村友一騎手となります。

 ここまでの連勝の中で、調教内容から共通点を見つけるとすれば、マーガレットSと葵Sでは1週前と2週前の追い切りで坂路4F目11秒台をマークしているということ。今回、これに関しては2週前も1週前も11秒台ですから、好走の調教パターンに該当しています。そして最終追い切りは坂路4F56.9秒、1F12.3秒と全体時計が遅いように思いますが、前走時の最終追いが4F56.3秒、1F12.4秒。ほぼ完璧に好走パターンで仕上げることができたという判断でよいでしょう。

ディアンドル

好走の調教パターンに該当しているディアンドル(8月13日撮影)

【北九州記念/モズスーパーフレア】

 レース間隔を詰めると好走できないということで、今回はここからスプリンターズSという・・・

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井内利彰

調教をスポーツ科学的に分析した適性理論「調教Gメン」を操る調教捜査官。著書に「調教Gメン-調教欄だけで荒稼ぎできる競馬必勝法」「調教師白井寿昭G1勝利の方程式」「100%激走する勝負調教、鉄板の仕上げ-馬の調子、厩舎の勝負気配は調教欄ですべてわかる」など。また「Beginners room」では競馬ビギナー向けに教鞭をふるう。 関連サイト:井内利彰ブログ

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