【ローズS・セントライト記念追い切り】最後の1冠に向け好スタートを切るのは!?

2019年09月11日(水) 18:00

高速の馬場状態が今週どうなるか?も焦点

 先週は学生対抗予想イベントで土日ともに中山競馬場。というわけで、とにかく速かった中山芝のレースをライブで体感してきました。どんなに速いペースで飛ばしても「ほぼ」止まらない。ここに「ほぼ」と付けたのは、逃げ先行有利と読んで本命を打った馬だけが、なぜだか止まったので。たとえば、京成杯AHのプールヴィルとか(笑)。

 今週も同じような馬場になるのか。これは週中の天気も関係してくるでしょうから、現時点では予測も難しいところ。ただ、基本的に前有利は大きく変わらないでしょう。セントライト記念は今年のメンバーだと、そもそも逃げ先行が人気しそうですが、ここでは馬の状態に関して、調教を踏まえた情報をお届けします。

【ローズS/ダノンファンタジー】

 8月18日から坂路で本格的に時計を出し始めて、2週前追い切り、1週前追い切りがともにCW。最終追い切りはいろんなパターンを経験してきているだけに、どの選択になるかと思いましたが、今回はチューリップ賞と同じCWでの4F追い切りでした。

 川田将雅騎手が跨って、3コーナーからCWへ入場。スタート直後は折り合う様子を見せていましたが、カーブ地点のあたりでは頭を上げる仕草。最初のラップが13.7秒でしたから・・・

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井内利彰

調教をスポーツ科学的に分析した適性理論「調教Gメン」を操る調教捜査官。著書に「調教Gメン-調教欄だけで荒稼ぎできる競馬必勝法」「調教師白井寿昭G1勝利の方程式」「100%激走する勝負調教、鉄板の仕上げ-馬の調子、厩舎の勝負気配は調教欄ですべてわかる」など。また「Beginners room」では競馬ビギナー向けに教鞭をふるう。 関連サイト:井内利彰ブログ

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