2019年09月29日(日) 18:00
★3行でわかる!京都大賞典 攻略の糸口
1. コースもレースも完全に内枠有利。少頭数でも狙え!
2. 圧倒的に5歳以下馬が強い。高齢馬はヒモで買う!
3.宝塚記念組など前走G1組を信頼。格がモノを言う。
データ特注推奨馬
★現時点ではなし
秋の東京&京都開催がスタート。ここから、秋のG1シリーズも本格的な幕開けとなる。その開幕を告げるのが、古馬のトップクラスが集う毎日王冠と京都大賞典だ。今回は、出走頭数がそれなりに多くなりそうな京都大賞典のほうをピックアップした。
その特徴として真っ先にあげられるのが、コースとレースの両方で「内枠有利」の傾向が色濃くみられること。開幕週というのも影響しているのだろうが、それにしても強い。昨年は「02番→04番→05番」での決着で、一昨年は「04番→08番→03番」、さらに2016年も「01番→03番→10番」と、少頭数での開催が多いとはいえ、内枠に入った馬が素晴らしい成績を残している。
あとは、5歳以下馬が非常に強いレースであるのも、大きな特徴だろう。過去10年で、5歳以下馬が3着以内に「2頭以上」入らなかった年は1回もない。6歳以上馬もそれなりには馬券に絡んでいるが、過去の傾向通りならば「1席」しか空いていないと考えるべき。馬券の主軸に据えるべきは、間違いなく5歳以下馬だ。
そして、戦ってきたレースの「格」が問われる一戦であるのも、しっかり意識しておきたい攻略ポイント。例えば、前走宝塚記念組はその半数が馬券に絡むという、素晴らしい結果を残している。夏をしっかり充電期間にあてて、ここから始動するというのが、古くからの一流馬のパターン。鞍上の乗り替わりがマイナスに働くというのも、今でも変わっていない傾向だ・・・
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小林誠
競馬業界よろず請負人。1974年三重県生まれ。これまで裏方的な仕事に数多く関わってきたが、さすがに限界を感じて、最近は表舞台への進出を画策中。ライターとして『サラブレ』『UMAJIN』などに寄稿するほか、須田鷹雄監修の『POGの達人』には編集デスクとして参加。2005年に前半3ハロンタイムに特化した予想メソッドを発表し、それを用いた予想をnetkeibaにて公開している。コーヒー党、無類の猫好き。
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