【秋華賞】今年もなんだかんだで堅く決まる!?

2019年10月06日(日) 18:00


■秋華賞(G1・京都芝2000m内)フルゲート18頭/登録19頭

★3行でわかる!秋華賞 攻略の糸口

1. 近年はとにかく堅い。上位人気から素直に流すべき。

2. 総合力が問われる一戦。決め脚だけでなく器用さも必要。

3.前走での着順が今回に直結。巻き返しのきかないレース。

データ特注推奨馬

 ★現時点ではなし

 荒れまくっていた時代は何だったのか──と思ってしまうほど、堅い決着が続いている近年の秋華賞。コースは同じなのに、傾向がここまで大きく変わるというのは、かなり珍しいケースといえる。現在では、数あるG1でもトップクラスの「堅さ」を誇っており、穴狙いが非常に難しいレースと化している。

 過去10年の勝ち馬はすべて3番人気以内で、2着馬もすべて7番人気以内。15番人気で3着に激走した、2013年のリラコサージュのような例もあるにはあるが、この再現を狙うのはかなり難しいだろう。上位人気馬を軸に取って、そこから素直に流すような馬券で勝負したほうがいいレース。手広く勝負するのではなく「絞る」ことに注力したい。

 あまりにも堅く決まっているレースなので「特注」感には乏しいが、かなり重視したいのが鞍上の騎乗パターンだ。G1らしくハッキリと「継続騎乗>乗り替わり」という傾向が出ているのと、関東所属騎手がサッパリの結果に終わっているという2つのポイントが、ここから見てとれる。とくに目立つのが関東所属騎手の不振で、トータル[1-2-0-55]で複勝率5.2%、複勝回収値9ではさすがに手を出しづらい。

 あとは・・・

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小林誠

競馬業界よろず請負人。1974年三重県生まれ。これまで裏方的な仕事に数多く関わってきたが、さすがに限界を感じて、最近は表舞台への進出を画策中。ライターとして『サラブレ』『UMAJIN』などに寄稿するほか、須田鷹雄監修の『POGの達人』には編集デスクとして参加。2005年に前半3ハロンタイムに特化した予想メソッドを発表し、それを用いた予想をnetkeibaにて公開している。コーヒー党、無類の猫好き。

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