【デイリー杯2歳S】上がりのケイバでメジャー産駒が前残り ディープ産駒は好走するが勝ちきれない

2019年11月03日(日) 18:00

昨年はアドマイヤマーズとメイショウショウブ、ダイワメジャー産駒のワンツーだった。過去5年でダイワメジャー産駒は5頭が出走し[1-2-0-2]で全て掲示板に載っており、ペールエールにとっては追い風のデータ。ディープインパクト産駒は4頭が出走し[0-1-2-1]と好走するものの勝ちきれない。だいたい1000m通過61秒ぐらいのスローで流れて、上がり3Fだけ速いケイバになる。連対馬の4角順位は2,1,5,2,3,1,2,1,3,6と先行有利は明白。(解説:望田潤)

アジャストザルート

 ストロベリームーンの半弟で、母エヴァディングタンペットはミスタープロスペクター3×3を持ち伊1000ギニー(伊G3・芝1600m)に勝った。母父ドバイデスティネイションはクイーンアンS(英G1・芝8F)勝ち馬。「父中距離×母マイラー」だから先行型の中距離馬で、使われるごとに後駆がパンとして前で受けられるようになってきたが、マイル重賞で前走のような先行押し切りができるかどうか。

距離○ スピード○ 底力◎ コース○

サクセッション

 クルーガーの全弟で、ミューラーブロート大賞典(独G2・芝2000m)のアカンバロの甥。母アディクティドはシュヴァルツゴルトレネン(独G3・芝1600m)に勝った。ドイツ血脈が強いアウトブリードのアディクティドにNorthern Dancer4×4・6のキングカメハメハを配した好配合で、・・・

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望田潤

競馬ライター。血統評論家。育成牧場従業員を経て競馬通信社編集部に在籍、そこで笠雄二郎著「日本サラブレッド配合史」の影響を強く受ける。サイト「血統屋」「競馬道ONLINE」月刊誌「サラブレ」「ECLIPSE」などで血統に関するコラムや予想を執筆中。共著「パーフェクト種牡馬辞典2018-2019」も好評発売中で、馬主・生産者の配合アドバイザーも務める。ブログ「血は水よりも濃し」http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo

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