2019年11月10日(日) 18:00
17年はワグネリアンが勝ち、14年はサトノクラウンが勝ち、16年はスワーヴリチャードが2着。ダービーにつながる重要なクラシック登竜門といえる。皐月賞で凡走するがダービーで巻き返すような、大箱向きでストライドで走るタイプが狙いともいえるか。ディープインパクト産駒は[2-2-3-12]で単回収値20複回収値78だから人気先行のきらい。ワグネリアンやプロディガルサンやアヴニールマルシェのように前走重賞や特別で好走していた馬なら信用できるが、新馬未勝利を勝ってきたばかりの馬が過剰人気になっている。(解説:望田潤)
アルジャンナ
母コンドコマンドはシアトルスルー5×3・5でスピナウェイS(米G1・ダ7F)勝ち、母母イヤーリーリポートは北米G2を3勝。母父ティズワンダフルはヒップホップスワンやボーサンシーなどの父。ディープとシアトルスルーのイメージどおりの脚長でナスキロ柔いストライドはいかにも大箱向きで、ダノンキングリーを更にストライドに寄せたイメージか。東京の長い直線で素質全開だろう。
距離◎ スピード○ 底力○ コース◎
コントレイル
ディープインパクト×アンブライドルズソングはダノンプラチナやリアアメリアやダコールなどが出ている有力ニックスで、ノースヒルズのお家芸ともいえる配合。母ロードクロサイトはファピアノとインカンテーションのクロスを持ち、・・・
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望田潤
競馬ライター。血統評論家。育成牧場従業員を経て競馬通信社編集部に在籍、そこで笠雄二郎著「日本サラブレッド配合史」の影響を強く受ける。サイト「血統屋」「競馬道ONLINE」月刊誌「サラブレ」「ECLIPSE」などで血統に関するコラムや予想を執筆中。共著「パーフェクト種牡馬辞典2018-2019」も好評発売中で、馬主・生産者の配合アドバイザーも務める。ブログ「血は水よりも濃し」http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo
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脳裏をよぎった“父ディープ越え” 資質ピカイチのアルジャンナ/丹下日出夫
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