【マイルCS】強力なダノン2頭の好材料と不安材料

2019年11月15日(金) 18:00

京都は未知数だが良血に期待

 ハイレベルな天皇賞・秋で2着に入ったダノンプレミアムが今年のマイルCSでは人気の中心に。馬の能力自体も疑う余地はないし、真っ向から逆らえる存在ではない。

 不安材料があるとしたら、はじめての中2週。なにかと注文がついてきた馬だけに、ちょっと気になるところではある。一方で外枠については京都芝1600m外回りではそれほど外枠の不利がないし、内枠でスタート少し遅れるような形よりは良い面もあると考える。

 同馬主のダノンキングリーもかなりやれそう。前走の毎日王冠はそれまでの重賞とはうってかわって脚を溜める競馬だったが、差し脚を爆発させた。3歳での・・・

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須田鷹雄

1970年東京生まれ。競馬評論家、ギャンブル評論家。中学生時代にミスターシービーをきっかけとして競馬に興味を持ち、1990年・大学在学中に「競馬ダントツ読本」(宝島社)でライターとしてデビュー。以来、競馬やギャンブルに関する著述を各種媒体で行うほか、テレビ・ラジオ・イベントの構成・出演も手掛ける。競馬予想に期待値という概念を持ち込み回収率こそが大切という考え方を早くより提唱したほか、ペーバーオーナーゲーム(POG)の専門書をはじめて執筆・プロデュースし、ブームの先駆けとなった。

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