【京阪杯】セクレタリアト≒サーゲイロードとテスコボーイに注

2019年11月17日(日) 18:00

これといった血統的な傾向が掴みにくいレースだが、17年16年連覇のネロはセクレタリアト=ザブライドの全きょうだいクロス5×4。18年勝ち馬ダノンスマッシュは父の母がセクレタリアト=シリアンシー3×4。15年勝ち馬サトノルパンはサーゲイロード6×5。セクレタリアトとサーゲイロードは3/4同血の兄弟だが、この系統のクロスを持つ馬には注意。京都向きの柔らかさと軽さのある血だ。他では京都芝の重賞らしくテスコボーイ〜プリンスリーギフト系の血を引く馬も上位を賑わせている。(解説:望田潤)

アイラブテーラー

 タケショウベストの半妹で、母タケショウレジーナはJRA5勝、母母タケショウティアラはJRA4勝と短距離上級が出る牝系。父トーセンラーはディープインパクト産駒でマイルCSに勝ちザダルなどを出している。サンデーサイレンス3×3のクロスだが、サーゲイロードの薄いクロスもあるので、後ろが非力というほどではないが前駆のいい走り。京都外回りが一番斬れそうで、1200だと時計のかかる決着が希望か。

距離○ スピード○ 底力○ コース◎

エイシンデネブ

 母スワンはJRA3勝で、近親に・・・

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望田潤

競馬ライター。血統評論家。育成牧場従業員を経て競馬通信社編集部に在籍、そこで笠雄二郎著「日本サラブレッド配合史」の影響を強く受ける。サイト「血統屋」「競馬道ONLINE」月刊誌「サラブレ」「ECLIPSE」などで血統に関するコラムや予想を執筆中。共著「パーフェクト種牡馬辞典2018-2019」も好評発売中で、馬主・生産者の配合アドバイザーも務める。ブログ「血は水よりも濃し」http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo

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