【祝!調教師合格】四位洋文×藤岡佑介(後編)『新人調教師がしてはいけないこと!? 先輩たちからの助言』

2020年01月08日(水) 18:02

with 佑

▲ジョッキー生活も残すところ1か月半、開業に向けての歩みをお聞きします (C)netkeiba.com

12月5日に発表された新規調教師免許試験合格者。その中に名手“四位洋文”の名前がありました。2度目の受験で合格を果たした四位騎手。名手から調教師へ、四位騎手が思い描いている“四位厩舎”の展望とは。そして、佑介騎手から四位調教師へ伝えたいこととは。

(取材・構成=不破由妃子)

四位厩舎が一番大事にするのは“人”

佑介 3月からは技術調教師として、藤沢和雄厩舎で研修されるんですよね。

四位 うん。藤沢先生には若い頃からずっとお世話になってきたし、プライベートでも可愛がっていただいているからね。調教師を目指すとなってからも、いろいろアドバイスをくださって。

──技術調教師としての1年間をどう過ごし、何を学ぶか、すでに計画を立ててらっしゃるんですか?

四位 きっちり決めているわけではないけど、今年は生産地に通ってたくさんの馬を見せていただいて、当然セリにも顔を出して。生産者の方々から、いろいろお話を聞かせていただきたいと思っています。やっぱり馬を見る目を養わないといけないしね。

──完成された競走馬と生まれたばかりの仔馬では、見方が全然違うといいますものね。

四位 そう、全然違うからね。あとは調教師さんの後ろについて、レースに向かうまでの一連の流れなどを勉強する時間になると思う。

佑介 四位さんがどんな厩舎を作り上げていくのか…。僕はもちろん、みんなもすごく興味があると思いますよ。・・・

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JRAジョッキーの藤岡佑介がホスト役となり、騎手仲間や調教師、厩舎スタッフなど、ホースマンの本音に斬り込む対談企画。関係者からの人望も厚い藤岡佑介が、毎月ゲストの素顔や新たな一面をグイグイ引き出し、“ここでしか読めない”深い競馬トークを繰り広げます。

藤岡佑介

1986年3月17日、滋賀県生まれ。父・健一はJRAの調教師、弟・康太もJRAジョッキーという競馬一家。2004年にデビュー。同期は川田将雅、吉田隼人、津村明秀ら。同年に35勝を挙げJRA賞最多勝利新人騎手を獲得。2005年、アズマサンダースで京都牝馬Sを勝利し重賞初制覇。2013年の長期フランス遠征で、海外初勝利をマーク。2018年には、ケイアイノーテックでNHKマイルCに勝利。GI初制覇を飾った。

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