【日経新春杯】3日間開催も京都芝で大穴の本命が連続激走。今週末もおいしいトラックバイアス!

2020年01月14日(火) 18:00

馬場虎太郎

昨年は終始内々を追走したグローリーヴェイズが抜け出して勝利(c)netkeiba.com

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コース替わりの影響が顕著な1回京都開催

 前年秋の京都芝は、開催前半の雨によって緩んだ馬場のなかで行われた日が多かった。今年の京都も、昨年秋の影響が尾を引き、路盤が傷んでいる。

 1回京都開催の芝は仮柵でカバーされていたAコース。前年秋の開催ではCコース。Cコース部分は馬場のダメージが大きい。Aコースでは芝が保護されていた内側が開放される。よってインコースが有利になる。さらに、今年の京都は馬場が重い。直線で末脚のスピードを発揮するのが難しい馬場だ。力を発揮できない差し馬が多いことで先行馬が有利になりやすい。

 今開催、外回りで行われた重賞レースを振り返っても、顕著なトラックバイアスが発生している。

 京都金杯は最初のコーナーを2番手で通過したボンセルヴィーソが14番人気で3着。勝ったサウンドキアラは2枠から最初のコーナー4番手通過。2着ダイアトニックは3枠。7枠から最初のコーナー17番手通過だった1番人気のカテドラルは17着に大惨敗。

 シンザン記念は最初のコーナー3番手以内で通過した馬のワンツー決着。9番人気3着のコルテジアは3枠から最初のコーナー5番手で通過。断然1番人気のルーツドールは8枠で7着に惨敗。

 私が公開した予想でもトラックバイアスを大いに利用した。京都金杯はボンセルヴィーソを本命にして的中。シンザン記念も人気薄で好走したコルテジアを本命にした。

 しかしシンザン記念は馬券は的中できなかった。馬場読みに自信がありすぎて、欲張りすぎた結果のミスだが、まだまだ今週末は取り返すことはできるだろう。・・・

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馬場虎太郎

トラックバイアス(馬場の偏り)を利用した馬券術を用いる馬場分析のプロフェッショナル。JRA発表の馬場状態ではなく独自の指標(※)を用いて真の馬場適性を分析、またパトロールビデオと綿密なデータ分析によって「トラックバイアスの不利」を受けた馬を導き出す。 ※「軽い」「稍軽い」「標準」「稍重い」「重い」の5段階で馬場状態を評価

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