2020年02月06日(木) 18:01
▲シルクロードSは3番人気のアウィルアウェイが勝利 (c)netkeiba.com
高松宮記念に繋がるスプリント戦・シルクロードS(GIII)は、川田将雅騎手騎乗の3番人気・アウィルアウェイが完勝。後方の位置取りから直線で慌てることなく図ったかのように突き抜けた勝利。哲三氏は「簡単そうに見せて、すごく難しいトライをしている」とその技術を分析します。その第1のポイントは返し馬での“ある動作”で…?
(構成=赤見千尋)
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シルクロードステークスは3番人気だったアウィルアウェイが、後方から直線伸びて差し切り勝ち。初の重賞制覇を果たしました。川田(将雅)君にとっては先週のAJCCに続く2週連続の重賞制覇でしたね。
今回のレースはもしかしたら簡単そうに見えるかもしれませんが、騎手が方向性をしっかり作ってからの、臨機応変に対応していてさすがだなと感じました。柔軟性を持ちつつ、すごく難しいトライを簡単そうに見せてしまうのがプロだなと。
なぜレースの中で上手く出来るのかといえば、レースの前からしっかりと馬をコントロール出来ているんです。おそらくは馬に乗った瞬間から、僕の見える範囲で言うと返し馬の時にも、実に理に適った乗り方をしているんです・・・
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佐藤哲三
1970年9月17日生まれ。1989年に騎手デビューを果たし、以降はJRA・地方問わずに活躍。2014年に引退し、競馬解説者に転身。通算勝利数は954勝、うちGI勝利は11勝(ともに地方含む)。
プロフィール
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