2020年02月16日(日) 18:00
★3行でわかる! フェブラリーS 攻略の糸口
1.前走プラス体重だった馬が、なぜか異様に強い一戦!
2.順当決着傾向は強め。中心となるのは距離短縮組!
3.外枠が強いが内枠も強い。脚質は意外に「前」が強い。
データ特注推奨馬
★インティ
フェブラリーSで、注目に値するデータはいくつもある。その中でも「特注」として紹介するのが、ここで取りあげている前走における馬体重の増減別データである。結論だけを簡潔にいえば、フェブラリーSでは「前走がプラス体重だった馬」を重視すべき。結果との相関関係を説明しづらい「アノマリー系」のデータではあるのだが、ここまで差がハッキリ出ているとなると、軽視はできない。
前走がプラス体重だった馬は、トータル[8-5-6-57]で複勝率25.0%、複勝回収値108。それに対して前走がマイナス体重だった馬は、[2-3-3-52]で複勝率13.3%、複勝回収値31と、天と地ほどの開きが出ている。しかも前者はギャップ値も大幅プラス圏と、爆発力の大きさも文句なし。どちらが「買い」であるかは言うまでもないだろう。前走馬体重が500キロ以上だった大型馬ならば、さらに期待できる。
そしてもうひとつ、前走から「距離短縮」となる組が明らかに強いというのも、フェブラリーSの大きな特徴。根岸S組に代表される距離延長組が人気を集めるケースも少なくないレースだが、割に合うかどうかでいえば「合わない」と断言できる。東海S組やチャンピオンズC組、交流重賞からのローテなど、距離短縮での出走となる組を徹底的に重視して、馬券を組み立てることをオススメする。
あとは、かなり順当決着傾向が強いレースであることや、イメージよりも内枠が強く中枠の弱さが目立っていることなども、重視したいポイント。データ特注推奨馬は、プラス材料を非常に多く持っている・・・
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小林誠
競馬業界よろず請負人。1974年三重県生まれ。これまで裏方的な仕事に数多く関わってきたが、さすがに限界を感じて、最近は表舞台への進出を画策中。ライターとして『サラブレ』『UMAJIN』などに寄稿するほか、須田鷹雄監修の『POGの達人』には編集デスクとして参加。2005年に前半3ハロンタイムに特化した予想メソッドを発表し、それを用いた予想をnetkeibaにて公開している。コーヒー党、無類の猫好き。
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