激しさを増してきた「ポスト」争い(村本浩平)

2020年02月18日(火) 18:00

今年は一段と一流馬が揃った印象を受ける種牡馬展示会

 2月の初旬から、北海道内の各スタリオンで行われる種牡馬展示会。レイデオロやブリックスアンドモルタル、ロジャーバローズにカリフォルニアクローム(種牡馬展示会は欠場)といった、今シーズンからスタッド入りした新種牡馬のお披露目も兼ねていることもあってか、連日のように多くの生産関係者が集まっただけでなく、スポーツ紙やグリーンチャンネルといった取材陣も数多く駆けつけていた。

 その際、顔を合わせた生産者の方からよく言われるのは、「今年はどの種牡馬がいいと思う?」と、「今年、産駒がデビューする種牡馬で何かいい情報入っていない?」との言葉。

 今年の新種牡馬は輸入種牡馬が6頭もスタッドインしただけでなく、日本で競馬をした馬たちも競走成績、血統共に一流馬が揃った印象を受ける。改めて昨年に亡くなった「ポストディープインパクト」、そして「ポストキングカメハメハ」争いがこの瞬間から始まっているのを感じずにはいられない。

 一方、その争いの前に・・・

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