ラウダシオンに似たリアルインパクト産駒の好配合馬トキノフォルテシモ

2020年02月26日(水) 12:00

●アタカリスポーン(牡 美浦・鈴木伸尋 父ヘニーヒューズ、母アクイレジア)

 レパードS(GIII)3着、北海道2歳優駿(JpnIII)5着などの成績を挙げているトイガーの全弟。母アクイレジアは牝馬ながらジャパンダートダービー(GI)2着などの成績を残した活躍馬。

 2代母ロジータは地方競馬史上最高の名牝の1頭で、南関東三冠(羽田盃、東京ダービー、東京王冠賞)に加え、東京大賞典、川崎記念、浦和桜花賞などを制した。繁殖成績も優秀。アクイレジアのほかにカネツフルーヴ(02年帝王賞-統一GI、03年川崎記念-統一GI)、イブキガバメント(01年朝日チャレンジC-GIII、02年鳴尾記念-GIII)、オースミサンデー(97年弥生賞-GII・2着)などを出している。

 父ヘニーヒューズは存命中の種牡馬のなかではダート界ナンバーワンといえる大物。ダート中距離の重賞を勝ってもおかしくないポテンシャルを秘めている。

●エアマルソー(牝 栗東・笹田和秀 父クロフネ、母エアパスカル)

 母エアパスカルはチューリップ賞(GIII)の勝ち馬。3歳春にキラリと光り、その後は低迷を続けた早熟タイプだったが、半弟にカルドブレッサ(14年中山金杯-GIII・2着)、伯父にブラックタキシード(99年セントライト記念-GII)がいるファミリーは上々だ。

 本馬の父はクロフネ。母方にサンデーサイレンス・・・

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栗山求

68年生まれ。血統専門誌『週刊競馬通信』の編集長を務めたあと97年からフリー。現在は血統関係を中心に雑誌・ネットで執筆活動を展開中。 関連サイト:栗山求の血統BLOG

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