2020年05月06日(水) 18:01
▲小牧流の自粛生活とは?
今週の『太論』は、先週のレース回顧とユーザー質問です。「家にいる時間が増えたことで、体調や体重管理が難しくなったのでは?」という質問に対し、「全然そんなことないよ」と小牧騎手。トレーニングやウォーキングに励みつつ、時には一日中、テレビ三昧!? 小牧騎手らしいメリハリの利いた“自粛生活”を明かしてくれました。
(取材・文:不破由妃子)
※このインタビューは電話取材で実施しました。
──さっそく先週の競馬の回顧から。日曜日のスペクター(京都12R・高瀬川S)は、コンマ6秒差6着。10番人気で紅一点のなか、終いはしっかり脚を見せましたね。
小牧 ん〜、もうちょっとガッツリ仕掛けていけばよかったね。初めて乗ったけど、エンジンが掛かるのが遅かった。ただ、1400mには十分対応できるね。ずっと1800mで走っていた馬やから、ちょっと短いかなぁと思ってたんやけど。
──2勝クラスを4馬身差の圧勝で卒業し、昇級後もコンマ5秒差、コンマ6秒差。通用の片鱗は十分に見せていますね。
小牧 うん。3勝クラスでもやれるわ。この前はペースも合わんかったしね。なんせ勝った馬が強かった。勝負どころで真横にいて、ついていこうと思ったんやけど、追いつかんかったもん。一度乗ったことで、エンジンの掛かり具合がわかったから、次はもうちょっと早めに仕掛けていきたいね。
──土曜日の8R(4歳上2勝クラス)は、カミノコで11着。4番人気に推されましたが、直線の入り口で不利があって。・・・
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小牧太
1967年9月7日、鹿児島県生まれ。1985年に公営・園田競馬でデビュー。名伯楽・曾和直榮調教師の元で腕を磨き、10度の兵庫リーディングと2度の全国リーディングを獲得。2004年にJRAに移籍。2008年には桜花賞をレジネッタで制し悲願のGI制覇を遂げた。その後もローズキングダムとのコンビで朝日杯FSを制するなど、今や大舞台には欠かせないジョッキーとして活躍中。
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