【オークス】ヌレイエフ≒サドラーズウェルズの血が最重要 人気のディープ産駒は信用できる

2020年05月17日(日) 18:00

 近5年の勝ち馬のうち、ラヴズオンリーユー(母母母父ヌレイエフ)、アーモンドアイ(ヌレイエフ5×3)、ミッキークイーン(母父ゴールドアウェイ)はヌレイエフの血を引き、ソウルスターリング(父フランケル)とシンハライト(母父シングスピール)はヌレイエフと3/4同血のサドラーズウェルズの血を引く。

 取り上げたなかでヌレイエフ≒サドラーズウェルズをもつのはアブレイズ、インターミッション、サンクテュエール、デアリングタクト、デゼル、ホウオウピースフル、マジックキャッスル、マルターズディオサ。

 ディープ産駒は[4-4-3-25]、1〜3人気に限れば[4-2-1-6]で、人気のディープ産駒が比較的強いレースともいえる。(解説:望田潤)

アブレイズ

母エディンはJRA5勝で、3代母リリオの産駒にトレイルブレイザーがいる。ボスラシャムやヘクタープロテクターなども同牝系。キズナ産駒で母系にタイキシャトルが入るのはクリスタルブラックと同じで、カーリアンが入るのはマルターズディオサと同じ。キズナ産駒らしい前向きな先行だが、母父がジャングルポケットなので粘着力にも富み、ここも簡単にはバテないだろう。上がりがかかったほうがいい。

距離○ スピード○ 底力○ コース◎

インターミッション

フィオレドーロの3/4妹で母レイカーラはターコイズS(OP)勝ち。・・・

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望田潤

競馬ライター。血統評論家。育成牧場従業員を経て競馬通信社編集部に在籍、そこで笠雄二郎著「日本サラブレッド配合史」の影響を強く受ける。サイト「血統屋」「競馬道ONLINE」月刊誌「サラブレ」「ECLIPSE」などで血統に関するコラムや予想を執筆中。共著「パーフェクト種牡馬辞典2018-2019」も好評発売中で、馬主・生産者の配合アドバイザーも務める。ブログ「血は水よりも濃し」http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo

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