2020年06月02日(火) 18:02
▲ミルコ騎手とラヴズオンリーユーを管理する矢作調教師(左) (撮影:下野雄規)
今週の鳴尾記念に出走するラヴズオンリーユー。前走のヴィクトリアマイルは7着と、残念な結果に終わりました。昨秋のエリザベス女王杯(3着)以来、半年ぶりの実戦でもありましたが、「馬の気持ちは関係なかった」とミルコ騎手。今回は、ヴィクトリアマイルのレース回顧、そしてレースで目の当たりにしたアーモンドアイの桁違いの強さを語ります。
(取材・文=森カオル)
※このインタビューは電話取材で行いました。
──今週の鳴尾記念にはラヴズオンリーユーが出走しますね。前走のヴィクトリアマイルは7着と残念な結果に終わりましたが、まずはレースを振り返っていただけますか?
ミルコ 1枠1番からいい感じでスタートしたけど、みんなが内にきて内にきて…。スペースを取られちゃいましたね。そのあともペースが遅かったから、ずっと行くところがなくて。それで4コーナーからヨーイドンでしょ? 僕、そこでも行くところがなかったね。
──確かに、道中はブレーキを掛けるようなシーンもあって、走りづらそうだなと思いながら見ていました。
ミルコ うん。まぁそれも競馬なんだけど、なんだか中途半端な競馬になってしまいました。(NHKマイルCの)ラウダシオンと同じ競馬ができていたら、絶対に2着にきてた!
──昨秋のエリザベス女王杯(3着)以来、半年ぶりの実戦でした。久々の影響を感じたところもありますか?・・・
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ミルコ・デムーロ
1979年1月11日、イタリア生まれ。弟のクリスチャン・デムーロはイタリアのジョッキー。1997年から4年連続でイタリアリーディング。1999年に初来日。2003年、ネオユニヴァースの皐月賞でJRAGI初制覇。続くダービーも制し、外国人ジョッキー初の東京優駿制覇。2015年3月1日付けでJRAジョッキーに。
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