【エプソムC・マーメイドS】今週から3場開催!!東西2重賞の出走予定馬の状態を徹底解説!

2020年06月11日(木) 18:00

馬場渋れば荒れる可能性も?!

 今週から函館開催がスタート。昨年は仕事で最終週に函館へお邪魔しましたが、本当にいいところですよね。食べ物は美味しいし、あの空気感もすごく好き。今年も行けると思っていましたが、現状を考えるとかなり難しいかも知れません。でも、競馬場で調教を見ることができたので、その経験を予想に活かして頑張りたいと思います。

 そして、今週末の東京、阪神は雨の影響を受けそうな天気予報。特に阪神は週中から雨か曇りという天気予報ですから、相当馬場が悪くなる可能性があると考えています。ゆえにマーメイドSも雨予想をするつもりですが、そうなるとかなり荒れる可能性もあると思います。

【エプソムC/サトノアーサー】

 2018年の勝ち馬。その後1走はしましたが、1年の休養を挟んで現在に至っていますが、勝った時と今の違いは調教場所。CW中心の追い切りに坂路を併用していた当時とは違い、今は坂路オンリーの調教内容となっています。それゆえに勝ち鞍こそありませんが、堅実に走ることはできています。

 今回の最終追い切りももちろん坂路。4F目最速ラップが踏めなかった点は六甲S2着時と同じですから、さほど気にならないかも知れません。ただ、何度も手前を替える動きは東京新聞杯4着時には見せていなかったものなので、このあたりをどう判断するかで印の順位が決まってくると思います。

【エプソムC/アイスストーム】

 前走は2ヶ月ぶりのレースということもあってか・・・

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井内利彰

調教をスポーツ科学的に分析した適性理論「調教Gメン」を操る調教捜査官。著書に「調教Gメン-調教欄だけで荒稼ぎできる競馬必勝法」「調教師白井寿昭G1勝利の方程式」「100%激走する勝負調教、鉄板の仕上げ-馬の調子、厩舎の勝負気配は調教欄ですべてわかる」など。また「Beginners room」では競馬ビギナー向けに教鞭をふるう。 関連サイト:井内利彰ブログ

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