【函館スプリントS】1200mタイプか1400-1600mタイプ どちらを取るのかがポイント

2020年06月19日(金) 18:00

年齢が若くて近走内容の良い牝馬もサマースプリントの狙い目

 函館スプリントSは1200mタイプの中にこれといった存在がおらず、1400〜1600mタイプとどちらを取るのかがポイントになりそうだ。

 人気になりそうなのはダイアトニック。確かに格でいえばこの馬だし、高松宮記念3着(4位入線)なので1200mも大丈夫と評価されるのも理解できる。

 ただ1200mは2戦目だし、結果として差しに回ったときどうなるかは未知数。後手に回ると函館では届き切らない可能性も。人気になりすぎるようなら別な切り口も探したい。

 1200mタイプの人気最上位はライトオンキュー。昨年のこのレースは除外になってしまったのでコース適性が分からないのだが、その後札幌で2着しているし、洋芝が全くダメということはなさそう。あとは半年ぶりということでデキの問題。そしてオープンに上がってからは差し競馬が続いているので、ある程度前が止まってくれる展開が欲しい。

 フィアーノロマーノは・・・

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須田鷹雄

1970年東京生まれ。競馬評論家、ギャンブル評論家。中学生時代にミスターシービーをきっかけとして競馬に興味を持ち、1990年・大学在学中に「競馬ダントツ読本」(宝島社)でライターとしてデビュー。以来、競馬やギャンブルに関する著述を各種媒体で行うほか、テレビ・ラジオ・イベントの構成・出演も手掛ける。競馬予想に期待値という概念を持ち込み回収率こそが大切という考え方を早くより提唱したほか、ペーバーオーナーゲーム(POG)の専門書をはじめて執筆・プロデュースし、ブームの先駆けとなった。

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