2020年06月30日(火) 12:00
今年のラジオNIKKEI賞は、登録14頭のうち実に11頭が前走1勝クラス組、うち9頭が前走で1勝クラスを勝った2勝馬ということになった。
ラジオNIKKEI賞がハンデ戦になった06年以降14回が終了したが、前走1勝クラス組の数が最多だったのか7頭(過去3回)、そのうち2014年は前走1勝クラス勝ちの馬だけで7頭だった。今年は登録頭数が少ない一方で、この組だけがやけに増えた。
前走1勝クラス組はこれまで苦戦しており、06年以降1〜3着を独占したことはない。ワンツーが1回、2・3着が1回となっている。ただ・・・
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須田鷹雄
1970年東京生まれ。競馬評論家、ギャンブル評論家。中学生時代にミスターシービーをきっかけとして競馬に興味を持ち、1990年・大学在学中に「競馬ダントツ読本」(宝島社)でライターとしてデビュー。以来、競馬やギャンブルに関する著述を各種媒体で行うほか、テレビ・ラジオ・イベントの構成・出演も手掛ける。競馬予想に期待値という概念を持ち込み回収率こそが大切という考え方を早くより提唱したほか、ペーバーオーナーゲーム(POG)の専門書をはじめて執筆・プロデュースし、ブームの先駆けとなった。
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