2020年09月15日(火) 18:01
先週のキングヴァラールは、後方からロスのない競馬を展開し、直線もよく伸びてはきたものの、上位にはわずかに及ばず6着という結果に。「脚は持ってるんやけど、差し切るまではなかなか…」と振り返る小牧騎手ですが、同時に自身の騎乗については「久しぶりに納得の騎乗ができた」と手応えを感じている様子。はたしてその変化の裏にあるものとは!? ユーザー質問と併せて小牧騎手の今に迫ります!(取材・文:不破由妃子)
※このインタビューは電話取材で実施しました。
──先週は残念ながら土曜日の1鞍(中京6R・3歳上1勝クラス・ダ1400m)でしたが、久々の騎乗となったキングヴァラール(6着)がいい脚を見せました。
小牧 そうやねん。自分なりにやけど、道中も直線もすごくいい感じやったわ。
──直線もロスのないコース取りで、最後まで伸びていましたね。
小牧 そうやね。ああいうコース取りができたのも、手応えに余裕があったから。伸びてはいるし、脚は持ってるんやけどねぇ。差し切るまではなかなか…。ただ、僕自身としては、久しぶりに納得できる騎乗ができた。納得というか、今考えている騎乗が今回はできてるなぁと思いながら乗ってたわ。先々週は、その前に小倉に滞在していたから、いつものトレーニングができんかったでしょう。ひとりではできんトレーニングやからね。やっぱり体というか、感覚が違ったわ。・・・
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小牧太
1967年9月7日、鹿児島県生まれ。1985年に公営・園田競馬でデビュー。名伯楽・曾和直榮調教師の元で腕を磨き、10度の兵庫リーディングと2度の全国リーディングを獲得。2004年にJRAに移籍。2008年には桜花賞をレジネッタで制し悲願のGI制覇を遂げた。その後もローズキングダムとのコンビで朝日杯FSを制するなど、今や大舞台には欠かせないジョッキーとして活躍中。
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