2020年11月08日(日) 18:00
今年は阪神芝内2200で行われるエリザベス女王杯。同距離でも京都外回りと阪神内回りでは求められる能力や適性はかなり異なる。阪神内2200で行われる重賞は宝塚記念だけだが、近年の宝塚記念で連対した牝馬をあげると、クロノジェネシス、リスグラシュー、マリアライト、デニムアンドルビーの4頭。この4頭に共通するのはサドラーズウェルズ≒ヌレイエフの血をもつことで、もともと宝塚記念はヌレサドの血が強いレースでもある。
取り上げた馬では、ウラヌスチャーム、エスポワール、サトノガーネット(フェアリーキング)、ラッキーライラック、ラヴズオンリーユー、リュヌルージュ、ロサグラウカがヌレサドの血を引く。(解説:望田潤)
ウインマイティー
母アオバコリンはTCK女王杯3着など交流重賞で活躍。近親に愛1000ギニー2着ジュリーラルースなどがいる。父ゴールドシップは初年度からブラックホールやサトノゴールドなどを輩出。母父がアリダー系カコイーシーズだから、ステイゴールド×カコイーシーズのナカヤマナイトと似た配合で、京都外より阪神内向きの捲り血統といえる。時計や上がりのかかる馬場になれば食い下がれるか。
距離○ スピード○ 底力○ コース◎
ウインマリリン
ウインマーレライ、マイネヒメル、イペルラーニオの半妹。母父フサイチペガサスはケンタッキーダービー馬で、サトノゴールドやサージェントバッジやロードレガリスなどの母父。・・・
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望田潤
競馬ライター。血統評論家。育成牧場従業員を経て競馬通信社編集部に在籍、そこで笠雄二郎著「日本サラブレッド配合史」の影響を強く受ける。サイト「血統屋」「競馬道ONLINE」月刊誌「サラブレ」「ECLIPSE」などで血統に関するコラムや予想を執筆中。共著「パーフェクト種牡馬辞典2018-2019」も好評発売中で、馬主・生産者の配合アドバイザーも務める。ブログ「血は水よりも濃し」http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo
まとめ
エリザベス女王杯連覇を達成した歴代の名牝
特集
エリザベス女王杯を完全攻略!
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