2020年12月06日(日) 18:00
19年と18年はコパノキッキング、17年はディオスコリダー、16年はノボバカラと、デピュティミニスターの血を引く馬が現在4連勝中。ノーザンテースト(カジキ、キタサンミカヅキ、ブルドッグボス、マルカフリート)、ダンジグ(ノボバカラ、ブルドッグボス、コーリンベリー)、ストームキャット(キクノストーム、ニシケンモノノフ)を持つ馬の好走も目立つ。ちなみに取り上げた5頭でデピュティミニスターの血を引くのはレッドルゼル(母父フレンチデピュティ)だけ。(解説:望田潤)
ジャスティン
牝祖クワイトホネストリーの産駒にエイコーンS2着ホットノヴェル、孫に北米G1を2勝したベーレンズ、曾孫にホイットニーHのコメンテイターなどが出る。オルフェーヴル×ゴーンウエストはシャインガーネットと同じ。芝もいける血統でダートのスピード競馬に強いが、後駆は強靭で急坂も得意。揉まれなければ2〜3番手でもOKだが、カペラSは例年前傾ラップで前崩れになりやすいのがどうか。
距離◎ スピード◎ 底力○ コース◎
シュウジ
ツルマルレオンの半弟でラミエルの半兄。母カストリアは短距離のスピードとパワーを確実に伝える優秀な繁殖だ。母系にキングマンボが入ってリファールをクロスするのは・・・
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望田潤
競馬ライター。血統評論家。育成牧場従業員を経て競馬通信社編集部に在籍、そこで笠雄二郎著「日本サラブレッド配合史」の影響を強く受ける。サイト「血統屋」「競馬道ONLINE」月刊誌「サラブレ」「ECLIPSE」などで血統に関するコラムや予想を執筆中。共著「パーフェクト種牡馬辞典2018-2019」も好評発売中で、馬主・生産者の配合アドバイザーも務める。ブログ「血は水よりも濃し」http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo
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