2021年01月06日(水) 12:00
最近は余裕をもったローテーションで使われる馬が増えているが、シンザン記念については中1週組が穴をあけるケースが目につく。
年末年始の変則を挟むので通常の中1週とは微妙に違うこともあるが、ここでは有馬記念の週かその後のホープフルS当日に使われた馬を中1週と定義したい。
該当するローテで使われた馬は[3-3-1-16]で勝率・複勝率は平凡なのだが、回収率は単313%・複160%ととんでもないことになっている。というのも、勝った3頭は7、8、8番人気。2、3着馬は9、9、10、11番人気と人気薄ばかりだからだ。
7頭中4頭は千両賞から来た馬なのだが・・・
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須田鷹雄
1970年東京生まれ。競馬評論家、ギャンブル評論家。中学生時代にミスターシービーをきっかけとして競馬に興味を持ち、1990年・大学在学中に「競馬ダントツ読本」(宝島社)でライターとしてデビュー。以来、競馬やギャンブルに関する著述を各種媒体で行うほか、テレビ・ラジオ・イベントの構成・出演も手掛ける。競馬予想に期待値という概念を持ち込み回収率こそが大切という考え方を早くより提唱したほか、ペーバーオーナーゲーム(POG)の専門書をはじめて執筆・プロデュースし、ブームの先駆けとなった。
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