【根岸S予想】名うての差しレース 近年はフォーティナイナーの血が優勢

2021年01月24日(日) 18:00

フェブラリーSの前哨戦で、過去5年の勝ち馬の4角順位は8、5、11、15、3と明らかに差し有利の傾向。ミスプロ系はもちろんだが、ストームキャットやエーピーインディの血を持つ馬がよく活躍しているのは東京ダ1400戦らしい。ミスプロ系ではノンコノユメ(父トワイニング)、カフジテイク(父プリサイスエンド)、モーニン(母父ディストーテッドヒューマー)と、フォーティナイナー系の血が最近はよく走っている。昨年もサウスヴィグラス産駒スマートアヴァロンが9人気3着と穴に。(解説:望田潤)

アルクトス

 タマモクリエイトの甥で、母母コンキスタドレスはアシュランドS(米G1・ダ8.5F)2着。父アドマイヤオーラは弥生賞馬だが、アグネスタキオン産駒なのでノボバカラなどダート巧者を出す。本馬は母が相似配合でこの影響も強く、シンボリクリスエスとシーキングザゴールドのダート馬だから大箱向きの長めマイラー。チャンピオンズCはあのペースだと1800は長かったということだろう。東京は向くし、根岸Sは58キロでもGI馬が格で好走することも多い。

距離○ スピード○ 底力◎ コース◎

スマートセラヴィー

 母スマートオーシャンは優秀な繁殖で、本馬の他にも・・・

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望田潤

競馬ライター。血統評論家。育成牧場従業員を経て競馬通信社編集部に在籍、そこで笠雄二郎著「日本サラブレッド配合史」の影響を強く受ける。サイト「血統屋」「競馬道ONLINE」月刊誌「サラブレ」「ECLIPSE」などで血統に関するコラムや予想を執筆中。共著「パーフェクト種牡馬辞典2018-2019」も好評発売中で、馬主・生産者の配合アドバイザーも務める。ブログ「血は水よりも濃し」http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo

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