2021年02月21日(日) 18:00
阪神芝内1400で行われる古馬重賞といえばこの阪急杯と暮れの阪神Cだが、20年阪神Cダノンファンタジー、20年阪急杯ベストアクター、19年阪神Cグランアレグリアと、目下ディープインパクト産駒が3連勝中。更にさかのぼってみても、ディープインパクト産駒は阪神芝1400の古馬重賞で[7-3-5-27]、単複ベタ買いでプラスだった。データからはむしろ得意コースといえる。ただし稍重〜不良では[0-1-2-11]と不振で、あくまで良馬場での狙いとしておきたい。他ではフジキセキとダンジグの血を引く馬の好走が目立つ。(解説:望田潤)
インディチャンプ
アウィルアウェイの3/4兄で、母母トキオリアリティーはリアルインパクトやネオリアリズムなどを産んだ名繁殖。ステイゴールド×キングカメハメハはステイフーリッシュと同じ。母方の影響も強いマイラー体型で、運動神経抜群で現役屈指の俊敏加速を誇る。この父でこの牝系なら今が全盛期と言ってよく、マイルCSも勝ち馬が強すぎたがレース内容は満点だった。ただ前走阪神Cは1400の高速戦で思った以上に追走に苦労。ここは慣れを見込めるが…。
距離○ スピード○ 底力◎ コース◎
ダノンファンタジー
母ライフフォーセールはブエノスアイレス州大賞典(亜G1・ダ2200m)などに勝った。ディープインパクト×・・・
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望田潤
競馬ライター。血統評論家。育成牧場従業員を経て競馬通信社編集部に在籍、そこで笠雄二郎著「日本サラブレッド配合史」の影響を強く受ける。サイト「血統屋」「競馬道ONLINE」月刊誌「サラブレ」「ECLIPSE」などで血統に関するコラムや予想を執筆中。共著「パーフェクト種牡馬辞典2018-2019」も好評発売中で、馬主・生産者の配合アドバイザーも務める。ブログ「血は水よりも濃し」http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo
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