2021年03月08日(月) 18:01
▲師匠の高橋康之厩舎と永島騎手 (撮影:山中博喜)
今年の新人騎手を、履歴書風のインタビューでご紹介する「わたしの履歴書」。先週末に無事デビューを果たし、小沢大仁騎手(栗東・松永昌博厩舎)と永野猛蔵騎手(美浦・伊藤圭三厩舎)が見事初騎乗初勝利! 2名が初騎乗初勝利を挙げた期は、40年ぶりのことだそうです。
さて、第2回に登場するのは永島まなみ騎手(栗東・高橋康之厩舎)。父は、地方競馬で通算2000勝以上を挙げた永島太郎元騎手(現調教師、園田・姫路所属)です。園田競馬場で生まれ育ち、幼い頃は絵を描く時に父の勝負服を描いていたほど、競馬は身近な存在でした。
そして、ともに父親が園田でジョッキーをしていた、岩田望来騎手の“ある姿”を見たことがきっかけで乗馬を習い始めます。厩舎実習開始に合わせて永島騎手のために海外から木馬を購入したという、師匠のコメントと併せてどうぞ。
(取材・構成:大恵陽子)
※このインタビューは電話取材で実施しました。
(※地方競馬では騎手ごとに勝負服の柄が決まっています)
岩田康誠騎手が元々、園田で騎乗されていたつながりで、岩田望来騎手(息子)が栗東の乗馬苑で騎乗されている姿を見ることがあり、その時に「私も習いたいな」と思いました。「ジョッキーになりたい」とはずっと思っていて、自分から親に「習いたい」と言いました。
少年団は、最初はドキドキだったんですけど、少しずつ乗れるようになってきて、同期には女の子たちも多くて、毎日行くのが楽しかったです。
▲園田の名手・永島太郎元騎手(現調教師) (撮影:大恵陽子)
特技は水泳で、平泳ぎが一番得意です。
藤田菜七子騎手には競馬学校時代の短期研修でお世話になり、3年生になってからも模擬レースで一緒に騎乗していただいたり、いろいろアドバイスをいただいています。
▲「藤田菜七子騎手にもアドバイスをいただいています」と永島騎手 (撮影:山中博喜)
(※取材日はデビュー前の2月25日です)
まだまだ騎乗技術も未熟なので、小さなことでもいろいろアドバイスいただきたいと思っています。
家族へ 今までサポートして支えてくれた分、恩返しできるようがんばりたいです。
▲「4kg減もあるので積極的な競馬で頑張ります」 (撮影:山中博喜)
【師匠からの推薦文】
下半身がしっかりしているので、その分しっかり馬も制御できるかなと思います。見た目は穏やかですけど、内に強い意志を持っているな、ということが見受けられます。基本的なことしか私は答えていないので、これから乗りながら彼女が自分のスタイルを確立していったらいいなと思います。
バックナンバーを見る
このコラムをお気に入り登録する
お気に入り登録済み
お気に入りコラム登録完了
netkeibaライター「馬ラエティBOX」をお気に入り登録しました。
戻る
※コラム公開をいち早くお知らせします。※マイページ、メール、プッシュに対応。
netkeibaライター
netkeiba豪華ライター陣がお届けするエンタメコーナー。今まで味わったことのない競馬の面白さを体感してください!
コラム
調教師転身を決めた永島太郎騎手の親子三世代にわたる物語
ニュース
2021年新人騎手、初騎乗後のコメント(永島まなみ騎手)
永島まなみ 夢舞台で活躍だ「年間30勝して新人賞獲りたい」今週小倉でデビュー
5年ぶりにJRA女性騎手がデビュー! 古川奈穂騎手の履歴書
競輪
競輪を気軽に楽しもう!全レース出走表・競輪予想、ニュース、コラム、選手データベースなど。