【桜花賞予想】もっとも末脚がキレる馬を狙え!

2021年04月04日(日) 18:00


■桜花賞(GI・阪神芝1600m外)フルゲート18頭/登録24頭

★3行でわかる! 桜花賞 攻略の糸口

1.ふたケタ人気はほぼ全滅。2〜3人気7〜9人気が買い。

2.とんでもなく差し優勢。枠番は「中>外>内」だが今年は?

3.前走が芝1600m以外だと望み薄。乗り替わり○、外国人◎

データ特注推奨馬

 ★アールドヴィーヴル

 近年はそれなりに堅く決まるケースが多い桜花賞。ふたケタ人気はトータル[0-0-1-87]と全滅に近い惨状なので、極端な穴狙いは避けるべきだ。1番人気はけっこうアテにならないが、2〜3番人気は素晴らしい内容。ここから7〜9番人気に流すような馬券が、もっとも効率よく儲けられる買い方となる。

 このレース最大の特徴は、とんでもなく差し優勢だということ。4コーナーを6番手以内で回った先行勢よりも、13番手以下で回った後方待機組のほうが好成績なのだ。最速上がり馬は驚異的な信頼度の高さで、これが事前に読めれば馬券は的中したも同然。近2走がいずれも最速上がりだった馬ならば、文句なしに「買い」といえる。

 枠番については中枠が強く、内枠がイマイチ。ただし、今年は例年と違ってこの週からBコース替わりとなるので、枠番データがうまく機能しない可能性がある。馬場バイアスによってはデータとは真逆に、内枠がもっとも有利となる場合もありえるので、注意が必要だ。あとは、前走でも芝1600m戦を走っていた組が圧倒的に強いというのも、このレースを予想する上で欠かせないポイントとなる。

 データ特注推奨馬は、クイーンCの2着馬であるアールドヴィーヴル。松山騎手の騎乗停止により、今回はM.デムーロ騎手が手綱を握ることになった。かなり荒削りでキャリアも浅いが、末脚の鋭さは文句なし。「近2走ともに最速上がり」という条件を満たす今年唯一の馬で、その他の買い材料もじつに豊富である。ぜひ、美味しいオッズになってほしいものだ。

【コース総論】阪神芝1600m外 Bコース使用

・コースの要所!


★人気サイドの内容が優秀なコース。人気薄では7〜9番人気が狙い目となる。

★中枠が好成績も基本的にはフラットか。枠番の内外による成績差は小さい。

★差し優勢の傾向が強く瞬発力の要求度も高め。末脚のキレが大きな武器に。


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小林誠

競馬業界よろず請負人。1974年三重県生まれ。これまで裏方的な仕事に数多く関わってきたが、さすがに限界を感じて、最近は表舞台への進出を画策中。ライターとして『サラブレ』『UMAJIN』などに寄稿するほか、須田鷹雄監修の『POGの達人』には編集デスクとして参加。2005年に前半3ハロンタイムに特化した予想メソッドを発表し、それを用いた予想をnetkeibaにて公開している。コーヒー党、無類の猫好き。

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