2021年07月04日(日) 18:00
今年は小倉ダ1700で行われるプロキオンS。最近のこのコースでの上級戦をみると、アルドーレ(オルフェーヴル×フレンチデピュティ)、マルシュロレーヌ(オルフェーヴル×フレンチデピュティ)、グアン(オルフェーヴル×シルヴァーデピュティ)と、母父デピュティミニスター系のオルフェ産駒が大活躍している。また雨で馬場が軽くなると、テオレーマ(母はミスワキの娘アーバンシーの2×3)にクリノフウジン(母はミスタープロスペクター2×3)と、ミスプロのクロスが威力を増すようだ。(解説:望田潤)
ウェスタールンド
ミクロコスモスの全弟で、コズミックフォース、アンティノウス、ヴェイルネビュラの叔父。母ユーアンミーはフォワードギャルS(米G3・ダ7F)勝ち馬。その母アーキミリオネアはシボレット≒コクリシュのニアリークロス3×1をもつ。母方のカナダ血脈のパワーとボールドルーラー的な機動力で走る馬で、大箱で直線が長いコースだと末脚が続かないので乗り難しいが、小回り1700戦でエルムSのようにコーナー加速の良さを活かしたい。
距離○ スピード◎ 底力○ コース◎
サンライズホープ
オーパスメーカーの半弟で、サンライズベガの甥で、・・・
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望田潤
競馬ライター。血統評論家。育成牧場従業員を経て競馬通信社編集部に在籍、そこで笠雄二郎著「日本サラブレッド配合史」の影響を強く受ける。サイト「血統屋」「競馬道ONLINE」月刊誌「サラブレ」「ECLIPSE」などで血統に関するコラムや予想を執筆中。共著「パーフェクト種牡馬辞典2018-2019」も好評発売中で、馬主・生産者の配合アドバイザーも務める。ブログ「血は水よりも濃し」http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo
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