2021年07月09日(金) 12:00
先週から開幕をした3場ですが、驚かされるのは小倉のタイム。
速いですね…。
しかも日曜日のメイン・CBC賞においては勝馬のファストフォースは、スタート後に脚を使う形で行ききった中での逃げ切り。
止まらない馬場なのでしょう。
土曜日からレコードタイムがでていましたが、先週使った馬たちが次、どうなのか?そのあたりをみておくべきかなぁ…と個人的には思いました。
また2着に負けはしたものの、ピクシーナイトは陣営の言葉通り1200mへの対応力を感じる走り。結果、外目の枠が響いた内容でしたが、次に繋がる走り。今後への期待が膨らみます。
一方、福島のラジオNIKKEI賞は、コース取りの差が大きかった1戦に。
また勝ち馬ヴァイスメテオールにおいては、上手にスタートが切れ、道中は内ラチ沿いを1頭でスムーズに走っており、まさに丸山騎手の好騎乗振りも際立つものでしたし、過去のレースを振り返ると1800m+平坦もあっていたように思えます。
対するボーデンは、もともと難しさを持っている中での初コンビというのも厳しさが増してしまったようにも…。
開催が少なかった中での開幕週の小回り、予想的にはそこを考えるべきでしたし、今週の七夕賞もその点を考慮しながら予想を組み立てるべきだと感じます。
さてその七夕賞ですが、福島巧者と言えばクレッシェンドラヴとヴァンケドミンゴに。
両者共に追いきりの動きも良く、ヴァンケドミンゴにおいては、
「ここを目標に、ようやく心と体が合致してきたと思う。状態は良いよ」と犬山助手。
ただ1点、この馬の好走パターンは3コーナー過ぎから捲っての外差し。当日、前走同様の馬場では分が悪い印象を受けるので、ここは当日の馬場状況を見極める必要があると感じます。
あと現時点で、人気薄の中から狙ってみたいと思うのがブラックマジック。
枠が外だと心配ですが、内目の枠に入れば、先行勢を見ながらの競馬ができるような気がし、上半期の競馬の損失分を取り返したいスケベ根性もあり期待しています。
それでは皆さん、週末はフジテレビ「みんなのKEIBA」でお逢いしましょう。
ホソジュンでしたぁ。
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細江純子
愛知県蒲郡市出身。JRA初の女性騎手として96年にデビュー。2000年には日本人女性騎手初の海外勝利を挙げ、01年6月に引退。 現在はホース・コラボレーターとして、フジテレビ系『みんなのKEIBA』などに出演。
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