2021年08月15日(日) 18:00
毎年GI馬が数頭出てくる夏の大一番。昨年はノームコア(2人気1着)とペルシアンナイト(6人気2着)、ハービンジャー産駒のワンツーだった。19年もブラストワンピースが3人気1着、18年はモズカッチャンが4人気3着と、最近はハービンジャー産駒の活躍が目立つ。ブラストワンピース(3人気1着)、サクラアンプルール(6人気1着)、ナリタハリケーン(12人気2着)、モズカッチャン(4人気3着)と、キングカメハメハの血を引く馬が差して穴をあけていることも頭に置いておきたい。(解説:望田潤)
ステイフーリッシュ
母カウアイレーンはクイーンS3着。母母シルバーレーンはグロット賞(仏G3・芝1600m)勝ち馬で産駒にブラックホークやピンクカメオ、曾孫にグレイルやロジチャリスがいる。ステイゴールド×キンカメはインディチャンプなどと同じでナスペリオン的斬れがオンになりやすいが、本馬は母母父がロベルト系で機動力も兼備。なので弱点が少なくどこでも好走するが、裏を返せばピンポイントのベスト条件がないので2着3着が多い。GI級相手だと善戦はしても…。
距離○ スピード○ 底力○ コース◎
ソダシ
ユキチャンの姪で、ハヤヤッコのイトコで、メイケイエールも近親。ちなみにハヤヤッコはキンカメ×クロフネ×シラユキヒメで、本馬はクロフネ×キンカメ×シラユキヒメ。白毛とダート上級が出ることで有名な一族だが、本馬はヌレイエフやヘイロー≒ドローンのニアリークロスで芝OK。マイラーというよりは1800パワー型に見え、・・・
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望田潤
競馬ライター。血統評論家。育成牧場従業員を経て競馬通信社編集部に在籍、そこで笠雄二郎著「日本サラブレッド配合史」の影響を強く受ける。サイト「血統屋」「競馬道ONLINE」月刊誌「サラブレ」「ECLIPSE」などで血統に関するコラムや予想を執筆中。共著「パーフェクト種牡馬辞典2018-2019」も好評発売中で、馬主・生産者の配合アドバイザーも務める。ブログ「血は水よりも濃し」http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo
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