2021年09月05日(日) 18:00
昨年につづき中京芝1200での施行。今年行われた中京芝1200の重賞をみると、高松宮記念のダノンスマッシュ、葵Sのレイハリア、シルクロードSのシヴァージと、いずれもストームキャットの血を引く馬が勝っている。昨年行われた中京芝1200の重賞にしても、高松宮記念はモズスーパーフレア、セントウルSはダノンスマッシュと、やはりストームキャットの血を引く馬が勝っていた。つまり中京芝1200の重賞は、ストームキャットの血が5連勝中ということに。取り上げた馬ではカレンモエ、ラウダシオンがストームキャットを引く。(解説:望田潤)
カレンモエ
スプリングソングやカレンカカの姪。母カレンチャンは高松宮記念とスプリンターズSを勝った最優秀短距離馬で、12年スプリンターズSはロードカナロアの2着だった。そのライバル同士の配合で、カナロア産駒は母系にフレンチデピュティ-クロフネの血が入ると短距離やダートに振れやすいので、・・・
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望田潤
競馬ライター。血統評論家。育成牧場従業員を経て競馬通信社編集部に在籍、そこで笠雄二郎著「日本サラブレッド配合史」の影響を強く受ける。サイト「血統屋」「競馬道ONLINE」月刊誌「サラブレ」「ECLIPSE」などで血統に関するコラムや予想を執筆中。共著「パーフェクト種牡馬辞典2018-2019」も好評発売中で、馬主・生産者の配合アドバイザーも務める。ブログ「血は水よりも濃し」http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo
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