2021年11月21日(日) 18:00
昨年につづき阪神芝内1200で行われる京阪杯。昨年は「同じ阪神芝内1200で行われるセントウルSは、良ならストームキャットの血が強い」と書いた。結果は1着フィアーノロマーノ(母父ライオンハート)、2着カレンモエ(父ロードカナロア)とストームキャットをもつ馬のワンツー。
4着アンヴァル(父ロードカナロア)、5着シヴァージ(父ファーストサムライ)もストームキャットの血を引いていた。取り上げた3頭ではシヴァージ、レイハリアがストームキャットをもつ。(解説:望田潤)
アウィルアウェイ
名繁殖牝馬トキオリアリティーの孫で、インディチャンプの半妹で、リアルインパクトやネオリアリズムやアイルラヴァゲインの姪。母ウィルパワーはJRA4勝(1200〜1400m)。この牝系の牝馬は勝ち鞍全てが1400以下で、本馬もジャスタウェイの娘だがスプリンターに完成した。ハイペリオン的持続力で差すので高速決着は辛いが、馬場が悪すぎるのもまた辛く、急坂コースの良馬場が最も差せる。阪神芝もタフになってきているので、前崩れになればまとめて。
距離◎ スピード○ 底力◎ コース◎
シヴァージ
今年のスピナウェイS(米G1・ダ7F)で2着したタラビの全兄。母母バイザバレルは・・・
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望田潤
競馬ライター。血統評論家。育成牧場従業員を経て競馬通信社編集部に在籍、そこで笠雄二郎著「日本サラブレッド配合史」の影響を強く受ける。サイト「血統屋」「競馬道ONLINE」月刊誌「サラブレ」「ECLIPSE」などで血統に関するコラムや予想を執筆中。共著「パーフェクト種牡馬辞典2018-2019」も好評発売中で、馬主・生産者の配合アドバイザーも務める。ブログ「血は水よりも濃し」http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo
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